訪問看護では、訪問する場所や利用者の個別性によって看護師が自立して行動する場面が多く求められるため、医療機関とはまた異なるの動きが求められると思います。弊社では、新卒で訪問看護師になったスタッフ、小児や急性期、精神等様々な経験を持ったスタッフがいます。
初めて訪問看護の世界にチャレンジする人でも、その人らしく在宅看護に関するスキル育む環境を用意しております。一人で訪問しますが、スタッフが孤独感を感じることがないように努めております。また、在宅看護学の専門看護師コースを修了したスタッフもいるため、看護を暗黙知ではなく、形式知にできるように取り組んでいけるように心がけております。
精神疾患を持つ人に訪問看護を提供する場合、一定の要件を満たす必要があります。精神科病院や保健センターでの経験が1年以上あれば、精神科訪問看護をすぐに行うことができますが、それらの経験がない場合は20時間以上の公的な研修を受ける必要があります。
研修費は弊社が負担し、入職者の方には研修に取り組んでいただきます。また、研修が修了し、実際に利用者宅に訪問する際には、スタッフから適宜サポートを受けることができます。安心して訪問看護ができるように心がけております。
精神科訪問看護では、精神疾患を持つ人たちに看護提供するものです。ご利用者のニーズに応えること、生活技能のサポートを行います。そのため、必要に応じては、室内の環境整備、一緒に調理や買い物、入浴のサポートをしたり、関係機関との調整等を行います。
弊社で決して、体温や血圧、脈泊を計測するだけの「健康管理」は行いません。看護師が自宅に訪問する意義を常に意識しながら、その人が地域生活をより楽しく、その人らしく暮らすことを広義的に健康と捉え、関わりますので、訪問看護師の関わりは幅広いものとなっております。
決して一人の利用者を一人の訪問看護師が関わることはせず、訪問で得たことをチームで共有し、単独訪問する訪問看護師が孤独になることがないように、良いケアを検討する環境を整備してます。